Webデザイナーの年収を上げる方法には、以下のような物があります。
一つ目は、「表現の幅を広げる」。
今の職場でいろいろな案件をこなし、表現の幅を広げてください。
「企業向けの案件も消費者向けの案件もこなせる」「アプリやWebも扱える」というようにできる業務の範囲が広いほうが、単純に有利です。
二つ目は、「実績をポートフォリオ化しておく」。
Webデザイナーというのは、どんな物を作ってきたのかという点を最も見られます。
特に、20代後半～30代にかけては、作品数とクオリティー両方の面で充実したポートフォリオを作っておきましょう。
三つ目は、「多くのスキルを身に付ける」。
「Illustrator」「Photoshop」「HTML」「CSS」は基本となるスキルです。
それに加えて、「JavaSprict」「PHP」なども使えれば、エンジニアと共同で作業もしやすくなり、年収も上がりやすくなります。
四つ目は、「職種を変更する」。
上流工程を受け持つ職種に転職するというのも、年収アップへの道の一つです。
まずはWebディレクターになり、そこからアートディレクターなどに進むのが王道と言えます。
Webディレクターになるためには、デザインのスキルだけでなく、マネジメントスキルなども求められます。
ですから、早い時期からクライアントとの打ち合わせに同行するなどして、制作物が出来上がる流れを把握しておくのが望ましいでしょう。
五つ目は、「自分に適した会社を選ぶ」。
転職などで一時的に年収が上がったとしても、そこで新しいスキルを身に付けられなければ、そのまま年収は頭打ちということもあります。
40代や50代になっても理想的な年収を維持するには、どんなスキルが求められるかなどといったことを考えて会社を選ぶべきです。
また、制作会社であればいろいろな業務の経験を積むことができますし、事業会社であればコミュニケーションスキルなどが身に付くので、業態ごとにどんなスキルが身に付けられるのかということも理解しておきましょう。